夏みかんジャム 開発のお話
紀州 夏みかんジャム

 平成16年7月に熊野古道が世界遺産に登録されました。
当園はその世界遺産のひとつであるツヅラト峠(紀伊長島町側)のふもとに位置しております。
 温暖で豊かな自然に恵まれた紀州路にあり地域特産の柑橘類と「はちみつ」を利用した商品の開発を検討しておりました。

タイミングよく三重県科学技術振興センター農業研究部からカンキツ類の機能性成分や加工技術等の情報提供をいただきカンキツ機能性成分を活かした商品「夏みかんジャム」ができました。

この商品の開発過程において、甘夏みかん果皮の苦味軽減法と、甘夏みかんの良質なペクチンの抽出法に工夫を加えることにより、まろやかな甘さと美味しさに仕上げることができました。
 
資料
利用農産物;カンキツ(新甘夏)
・ 生い立ちと栽培
熊本県で昭和37年に発見されました。
果実の大きさは 300g〜400gです。肉質はやや粗く、僅かな苦味を感じますがほどよい酸味があります。
収穫・販売時期は3月〜4月です。三重県では東紀州地域で約200ha栽培されており、全国でも上位の生産量で、各地に出荷されています。
・ 機能性成分
果肉及び果皮にフラボノイド類のナリンギン・ネオヘスペリジンが多く含まれています。また、果皮にはオーラプテンと言う機能性成分が含まれ、ラットを用いて口腔、大腸系のガン抑制活性が研究されています。

       三重県科学技術振興センター 農業研究部
          紀南果樹研究室
〒519-5202 三重県南牟婁郡御浜町志原2327